美容師が解説|頭皮ブラシの選び方と正しい使い方
自宅で手軽に頭皮ケアができるアイテムとして、頭皮ブラシやシャンプーブラシを見かけることが増えてきました。
ただ、実際に選ぼうとすると、
「硬いほうが気持ちいいの?」
「シャンプーのときに使うもの?」
「頭皮をゴシゴシこすればいい?」
など、意外と迷うことも多いと思います。
頭皮ブラシは、形や硬さだけでなく、何を目的に使うかによって選び方が変わります。
今回は美容師の視点から、頭皮ブラシの選び方と、自宅で頭皮ケアをするときに意識したい使い方について解説します。
頭皮ブラシは「何のために使うか」で選ぶ
一口に頭皮ブラシといっても、すべて同じ目的で作られているわけではありません。
大きく分けると、
- 頭皮を刺激し、動かすことを意識したタイプ
- シャンプー時の洗浄を重視したタイプ
- 電動で頭皮を動かすタイプ
などがあります。
そのため「人気があるから」「刺激が強そうだから」という理由だけで選ぶのではなく、自分が頭皮ブラシで何をしたいのかを考えて選ぶことが大切です。
頭皮を動かしたいなら「硬さ」と「形」をチェック
頭皮への刺激や、頭皮を動かすことを目的にする場合は、ブラシの硬さが重要になります。
硬ければ硬いほど良いわけではありません。
強すぎる刺激ではなく、頭皮に当てたときに「気持ちいい」と感じる程度を目安にします。
また、手のひらで握れるタイプは力加減を調整しやすいため、自分で頭皮を動かしたい場合にも使いやすい形です。
ゴシゴシ滑らせるより「頭皮を捉えて動かす」
ここは、VERRYで特に大切にしている考え方です。
頭皮ブラシを使うとき、ブラシそのものを頭皮の上で強くゴシゴシ滑らせる必要はありません。
ブラシをケアしたい場所にしっかり当て、そのポイントを捉えた状態で頭皮そのものを動かすようにしてみてください。
ブラシの先端が大きくずれない程度に、小さく円を描くように動かしていきます。
そして、一か所を長く刺激するのではなく、少しずつ場所を移動していきます。
イメージとしては、
「ブラシを動かす」のではなく、「ブラシで頭皮を捉えて、頭皮を動かす」
という感覚です。

頭の筋肉の位置を意識すると、さらに使いやすい
頭皮を動かすときは、頭の構造を少し意識してみるのもおすすめです。
頭には、
前頭筋・側頭筋・後頭筋
といった筋肉があり、頭頂部には帽状腱膜が広がっています。
VERRYのヘッドスパでも、こうした頭の筋肉や膜の位置を把握しながらアプローチしていくことを大切にしています。
自宅で頭皮ブラシを使う場合も、
「今は側頭部を動かしている」
「次は後頭部」
というように位置をイメージしながら、ポイントを少しずつ移動させていくと、頭全体をバランスよくケアしやすくなります。

目的別に選ぶ頭皮ブラシ
ここからは、タイプの異なる商品を例にしながら、それぞれどんな使い方に向いているのかを見てみましょう。
頭皮を捉えて動かしたい人|uka scalp brush kenzan
ukaの「scalp brush kenzan」は、手のひらで持って使うケンザン型の頭皮ブラシです。
特徴のひとつが、好みに合わせて硬さを選べること。
頭皮に当てながら自分で力加減を調整しやすいため、先ほど紹介した「ブラシで頭皮を捉えて動かす」という使い方とも相性のいいタイプです。
頭皮の上を強くこするのではなく、ブラシを当てたポイントから小さく頭皮を動かし、少しずつ位置を変えて使ってみてください。
こんな人に向いています
頭皮への刺激を楽しみたい人、硬さを選びたい人、自分の手でポイントを変えながらケアしたい人に選びやすいタイプです。
シャンプー時の洗浄を重視したい人|ReFa ION CARE BRUSH PREMIUM
同じ頭皮用ブラシでも、ReFaの「ION CARE BRUSH PREMIUM」は少し目的が異なります。
こちらは頭皮を強く刺激することよりも、シャンプー時に髪の隙間へブラシを入れ、頭皮の汚れを洗いやすくすることに重点を置いたタイプです。
ピンの高さや配置などにも工夫があり、手だけで洗う場合とは違ったアプローチで頭皮を洗えるのが特徴です。
そのため、
「頭皮をしっかり動かしたい」
という人より、
「シャンプー時の頭皮ケアを充実させたい」
という人に向いています。
同じ「頭皮ブラシ」という名前でも、ukaのようなタイプとは目的が違うブラシです。
自分で動かすのが大変なら|電動ヘッドスパという選択肢
手動の頭皮ブラシとは別に、電動タイプを使う方法もあります。
たとえばRELXの電動ヘッドスパは、複数の突起が電動で動くタイプ。
自分の手だけで頭皮を動かし続ける必要がないため、
「自分で頭皮を動かすのは疲れる」
「もう少し手軽に頭皮ケアを続けたい」
という人には、こうしたタイプも選択肢になります。
ただし、これはシャンプーブラシというよりは電動の頭皮ケア機器ですね。
どれを選べばいい?
3タイプを簡単に整理すると、
| 目的 | 選び方 |
|---|---|
| 頭皮を捉えて自分で動かしたい | ukaなどのケンザン型 |
| シャンプー時の洗浄を重視したい | ReFaなどの洗浄を意識したブラシ |
| 自分で動かす負担を減らしたい | RELXなどの電動タイプ |
大切なのは、「どれが一番いいか」ではなく「自分は何をしたいか」です。
頭皮を動かしたい人が洗浄重視のブラシを選んでも、期待していた使い心地とは違うかもしれません。
反対に、シャンプー時の洗浄を目的にしている人なら、刺激の強さだけで選ぶ必要はありません。
目的を決めてから商品を見ると、かなり選びやすくなります。
頭皮ブラシとサロンのヘッドスパはどう違う?
頭皮ブラシは、自宅で継続してケアできるのが大きなメリットです。
一方、サロンで行うヘッドスパでは、実際に頭皮の状態を確認しながら手技を組み合わせて施術していきます。
VERRYでは、前頭筋・側頭筋・後頭筋などの頭部の筋肉や帽状腱膜、さらに首につながる部分まで意識しながら施術しています。
だからこそ、
普段は自宅で頭皮ブラシを使ってケアし、ときどきサロンでしっかりケアする。
このように使い分けるのもおすすめです。
まとめ|頭皮ブラシは目的に合わせて選ぼう
頭皮ブラシにはさまざまな種類があります。
頭皮を動かすことを意識するなら、ブラシを強く滑らせるのではなく、頭皮に当ててポイントを捉え、その場所の頭皮を動かすことを意識してみてください。
そして、前頭筋・側頭筋・後頭筋などの位置をイメージしながら少しずつポイントを変えていくと、頭全体をケアしやすくなります。
「頭皮を動かしたい」
「シャンプー時の洗浄を重視したい」
「電動で手軽にケアしたい」
自分の目的に合わせて、使いやすいものを選んでみてください。
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Hair Park VERRY
埼玉県ふじみ野市で、頭皮や頭の筋肉の状態を意識したヘッドスパを行っています。
VERRYのヘッドスパについて
Hair Park VERRYでは、専用チェアーでゆったりとした姿勢になり、 アーユルヴェーダオイルを少量使用しながら、 頭皮や頭部の筋肉、首とのつながりまで意識した しっかりめのヘッドスパを行っています。